外貨預金の手数料を考察してみました。投資やマネーゲームの素人なりに、いろいろな銀行の外貨預金の商品の内容や特徴を勉強してきてわかったことは、外貨預金で得られる収益は、為替レート・金利・為替手数料のバランスで決まるのではないか、ということです。当たり前かもしれませんが…。そんななか、外貨預金の手数料は、各銀行のサービスが如実に現れる要素です。外貨預金の為替レートは市場に、そして金利は為替発行元の各国の政策金利に影響されます。
つまり、為替手数料以外の要素は、ある意味で銀行の営業努力の範囲外ですが、為替手数料そのものは、銀行自身が決定できるというわけです。
以下に、主要通貨に限って、手数料を表でまとめてみます。なお、普通・定期・その他スペシャルプランなどによって、手数料が違ってきますが、比較の便宜上、なるべく一番安い物を選んで掲載してみました。
銀行名 | 米ドル | ユーロ | 英ポンド |
イーバンク銀行 | 10銭 | 10銭 | 20銭 |
ソニー銀行 | 25銭 | 25銭 | 50銭 |
みずほ銀行 (ネット手数料) | 1円50銭 | 3円 | 4円 |
三井住友 | 50銭 | 70銭 | 2円 |
横浜銀行 | 1円 | 1円50銭 | 4円 |
こうして見ると、イーバンクやソニー銀行などの、インターネット系の新興の銀行が、外貨預金の手数料では圧倒的に安いのが分ります。ここいらへんは、後発組のネット銀行が、流行の外貨預金を通して新規顧客を囲い込もうとする戦略でしょうか…?
ともかく、長期的に見た外貨預金での投資戦略は、政策金利が高い国のファンダメンタルを読んで、相場の期待値より円高の相場で為替を買い、定期なり月ごとの複利口座なりに投入していく、というのが基本だと思います。
んで、そういうときに、円に戻すときに円高が進んでいたりするリスクとか(特に定期)などを考えると結構シビアに為替手数料も捕らえないと、赤字になってしまうような気がします。まあ、オーストラリアとかニュージーランドに将来移住しちゃったらそんなことは気にならないわけですが…。ってか、そうなると外貨預金の本来の目的からずれるので置いておいて…。
ちなみに、その他の要素としての金利は、各国の政策金利によって事実上決定されるので、ある程度読みやすいです。急な利下げの危険はいつでもあるわけですが…。
一方で、為替レートの場合、いろいろな要因が絡みますが、短期間で急激に動くこともあるので、とくに定期の場合は要注意ですね…。